春日井市の歯医者・歯科医院なら

〒486-0832 愛知県春日井市乙輪町3-50-1
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診療時間
9:30~12:30
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院長プロフィール

加藤 達朗(かとう たつろう)

資格

歯科医師

経歴
  • 愛知県瀬戸市に生まれる
  • 私立東海中学・東海高校 卒業
  • 鶴見大学歯学部 入学
  • 1981年 鶴見大学歯学部付属病院 勤務 第2保存科(歯周病科)入局
  • 1983年 堀内歯科医院 勤務
  • 1986年 春日井市貴船町にて加藤歯科医院を開院
  • 1998年 現在地に移転開院
受講した研修・セミナー
休日の過ごし方

各種研修会への参加や自己研鑽で過ごしています。

趣味

中日ドラゴンズの応援

院長からのごあいさつ

皆さま、はじめまして。「加藤歯科医院」で院長を務めます、加藤 達朗(かとう たつろう)と申します。

当院で力を入れてきた定期ケアによって、これまで虫歯経験のない(カリエスフリー)子供たちがたくさん育ってまいりました。

また高齢の方でも、10年20年30年と続けている定期ケアで歯の健康を維持されている方が多く、「健康を守り育てる」歯科医療の成果を実感しているところです。

「最も優れた歯科医療とは、病気を発症させることなく、生涯にわたりお口の健康を維持増進させることである」これが当院の考えです。お口の健康は「からだ」と「こころ」の健康にもつながり、さらにそれが「生活の質」の向上につながっていると言っても過言ではありません。

今までの歯科医療は、病気が生じた結果の修復や処置が中心でした。歯を削って詰め物をしたり被せ物をしたり、病気が生じた結果の修復や処置をすることのみに力を注いでおり、悪くなった原因に対する検査や処置は行われてこなかったのです。

そしてその結果、再発を繰り返し、歯の寿命は短いままになってしまっていました。

当院では、健康なお口を持つ方は、健康なままの状態を維持していくことを目指しています。また問題を抱えて来院された患者さまには、歯を守るための適切な歯科医療を行った上で、病気にかかるリスク要因を検査・分析し、個人に合わせたプログラムを作成。それに沿って定期ケアを行うようにしています。

これは、歯を長期にわたり健康に維持していくための診療システムです。最近は予防を重視する風潮も高まり、定期検診を行う歯科医院も増えてはいます。

しかし残念ながら、このようなシステムを行う歯科医院はまだ稀で、今後広く取り入れられるようになることを願っています。

なぜなら審美歯科治療やインプラント治療も、このようなシステムがベースにあってこそその真価が発揮されると考えているからです。当院ではお口の健康づくりを通して、一人でも多くの皆さまの生活のクオリティをさらに向上させるために、これからも進化を続けてまいります。

お口に関するご相談は、いつでも気軽にお声がけください。

小学生の頃

私は、小学生の頃から虫歯が多くて、治療しなければならないにもかかわらず、麻酔の注射が怖くて逃げ回っていました。

歯ぐきに注射をするなんて!

想像するだけで恐怖で身震いするほど歯医者嫌いでした。

下校時間になると、忙しい親に代わり女中さん(当時は職人さんが多くいたため、住み込みでお世話をする人がいました)が小学校の正門前に仁王立ち。歯医者に連行すべく待ち構えていました。そこをいかに切り抜けるか。

毎日、知恵を絞ってバトルを繰り広げていました。

私自身、そんな子供でしたので、来院したお子さまが怖くて泣き叫ぶ気持ちはよくわかります。逆に、お利口に治療を受けるお子さまに接するたび、「すごいなー」「えらいなー」と本気で思ってしまいます。

もちろん、痛くないように、辛くないように、細心の注意を払っているのは言うまでもありません(大人の方に対しても同じです)。

中高生の頃

中学1年の夏、学校の行事で泊りがけで海水浴に行きました。ただの海水浴ではありません。1年生全員が参加するのですが、全員「ふんどし」姿です。

いわゆる伝統行事です。9クラスありましたが、クラスごとでふんどしの色が違うのです。ちなみに私のクラスは白色でした。

さまざまな色のふんどし姿の生徒が、大挙して海辺に現れたのですから、ほかの海水浴客は驚いたのでしょう。皆、目を丸くしており、奇異なものを見るような視線を感じたことを今でも覚えています。

私は小さい頃から身体が弱く、すぐに扁桃腺を腫らして熱を出してしまうので、運動はからきしダメでした。

泳げる子は遠泳に出かけ、ドーンドーンと船にしつらえた太鼓に合わせ、見えなくなるほど何キロも泳いで行きましたが、私は浅瀬で泳ぎのテスト。沈むまで必死にばたばたさせ、大甘の5メートル。

そんな運動音痴にもかかわらず、中学ではバドミントン部、高校ではラグビー部に所属しました。少しでも丈夫になりたいとの思いからでした。

へたなりに練習だけは頑張って続けていましたが、6歳臼歯を早くから虫歯にしてしまい、その治療のたびにクラブ活動を休んでいました。
アスリートにとっても歯は命!

予防歯科で著名な熊谷先生と

「健康を守り育てる歯科医療」との出会い

歯科医になってから、さまざまな研鑽を積んできました。歯科医として学ぶことはそもそも広範囲でしかも深いのですが、それぞれが変化・進化をしていきますので、無限と言っても良いでしょう。

10人の歯科医がいれば、考え方や治療方針、治療法はまさに十人十色。歯医者選びの難しさは、こんなことにも現れています。

それはともかく、歯科医になったからには歯科医としての責務があり、その責務を果たすべく、最新かつ最善の治療を追求してきました。

虫歯や歯周病にかかった歯をどのように治療するか。歯を失った場合には、どのように補うのか。インプラントは信頼できるのかなど、これらは現在の治療のベースになっています。

あるとき、私は山形県で開院されている熊谷先生の講演会に参加しました。講演が始まるやいなや、カナヅチで頭を殴られたような衝撃を受けました。

今でもその衝撃は忘れません。そして、目からうろこが落ちる思いをしました。その内容とは次のようなものでした。

  • 歯科医は毎年増えているのに、虫歯や歯を失う本数は25年以上前とほとんど変わっていないこと
  • それどころか健康な歯は少なくなってきていること
  • 歯は治療すればするほど、坂道を転げるように悪くなること
  • 日本では歯周病の治療や予防は、悪くなるまでほとんど行われていないこと
  • 今まで常識であった、虫歯予防3原則は間違っていること
  • 虫歯菌や歯周病菌は、人から人へ移ること
  • 虫歯は「脱灰」と「再石灰化」のバランスが崩れた結果起こること

飲食と脱灰についてなど、今では当たり前のカリオロジー(虫歯を科学的に防ぐ学問)ですが、平成6年当時は全く初耳でした。

カリオロジーは予防先進国では30年以上前から研究が盛んに行われ、虫歯の起こるメカニズムはほぼ解明されています。それらの国々では、既に個人のリスクを調べコントロールし、定期ケアにより歯の寿命を大幅に延長させていたのでした。

以前は日本より虫歯の多かったこれらの国では、現在では虫歯や歯周病は稀な疾患になっています。しかし、なんと日本ではこの学問の専門家がいなかったのです。大学でも研究はほとんど行われておらず、当然学生教育もされていない状態でした。

なんとか当院でも取り入れたい。その思いで、その後、熊谷先生の講演会があるたびに東京に行きました。当時の歯科衛生士達も一緒に参加しました。

熊谷先生は最先端の予防を取り入れ、さらに独自の診療システムを作り上げ実践し、予防大国に負けない実績を上げられていました。

私はそこで、健康を守り育てる歯科医療を行うための、お口の中の写真撮影やレントゲンでの規格撮影、歯や歯ぐきの詳しい検査データなどの継続的な管理の大切さも学んだのです。

その後、熊谷先生を中心として日本ヘルスケア歯科研究会(現日本ヘルスケア歯科学会)が立ち上がりました。もちろんすぐに入会して、さまざまなシンポジウムにスタッフともども参加し、当院の方向性を模索してきました。

しかし、日本の歯科医療制度の下では障害になることが多く、とても困難でした。多くの歯科医院が断念してしまうのも無理からぬことです。その後、さまざまな試行錯誤を経て当院では現在のスタイルになっていますが、今後もさらに進化させたいと考えています。

ご意見ご感想などありましたら、ぜひお寄せください。地域の方の健康に少しでも貢献できればこの上ない喜びです。

検診・歯石取り・歯のクリーニング・フッ素塗布などもご予約いただけます。3か月先のご予約もお気軽にどうぞ。

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